9/4の台風21号で、弊社が販売したプレハブも甚大な被害を受けました。私自身、プレハブ製品を取扱いして20年になりますが、100件以上のお客様から一度に”設置場所から移動して傾いた” ”転倒した”等のご連絡を受けたのは初めての事です。
台風21号の被害を教訓に、同等の台風が来たときに被害を受けにくいプレハブの設置の仕方を追求していかなければならないと考えています。
この記事をご覧いただく方に、プレハブの設置の仕方を整理してお伝え致します。
一般的にプレハブは、コンクリートブロック横置き+スペーサーの上に設置します。地面がアスファルト・コンクリート・土に関わらず、地面には傾斜があります。傾斜の一番高い所を基準にして、10cmブロックを置きます。他は基準ブロックの高さに合わせてレベル調整し、その上にプレハブを設置します。
車で走行している時に見かけるプレハブの大半が、この方法で設置されてます。(今度注意して観察してみて下さい。)
残念ながら、この方法で設置しているプレハブが、台風21号で被害を受けたプレハブです。なぜなら、固定せずに置いているだけなので…。
1.一般的なプレハブの設置方法と赤枠内を比較して下さい!一目瞭然、お洒落なプレハブに仕上がっているのが分かると思います。
化粧材を施し、プレハブと地面の隙間・ブロックを隠してしまいます。少しの工夫で劇的に見栄えが良くなります。
このオプション工事費は、1m当り8,500円程度です。但し、この場合もユニットハウスを地面に固定していないので、台風で動く可能性は高いです。
そこで、台風21号で被害に遭ったお客様のプレハブを元の位置に戻す工事を行った後に、工夫して行った台風養生工事をご紹介します。
写真の赤丸印を参照下さい。スチール製のL型アングルをプレハブ柱のボルトで固定し、地面側は約20cmの鉄杭を打ち込みました。
地面がアスファルトなので、コンクリートと比較すると固定の効き目は劣ります。ただ、やらないよりやった方が良いとの判断で、今回施工しました。材工共で1カ所19,000円で施工しました。
お洒落プレハブ設置の仕方をご紹介! PART1は、以上です。次回、PART2をアップします。是非、ご覧下さい。
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