建築現場、工場、簡易事務所、農作場、屋外イベントなど、固定のトイレがない場所では、仮設トイレが欠かすことのできない存在です。
トイレがない場所に、トイレを設置したいな…
だけどどんな種類があるの?どんなものが設置できるの?
欠かすことのできない存在なのに、いざ使用するとなれば、詳細を知らない存在でもあります。
仮設トイレには大きく分けて4つのタイプがあります。
それぞれの設置可能な場所、特徴を説明します。
1.簡易水洗式・軽水洗式・フットポンプ式
2.非水洗式
3.本水洗式
4.シャトレ式
基本、給水工事も排水工事も不要で、どこにでも設置できます。(一部給水工事が必要なタイプがあります。)
内蔵タンクまたは、別置きタンクに貯水するタイプと、給水工事が必要な水道直結型があります。
使用後、ポンプを踏む(押す)と水が流れ、汚物は下のタンクに落ちます。たまった汚物は汲み取りとなります。
和式が主流ですが、洋式もあります。
※上水道・下水道がない場所で使用できるので、お手軽に設置できる優秀なトイレです。
俗にいう「ポットン便所」。どこにでも設置可能です。
水を使わず、本体から便槽へ直接汚物が落ちるタイプ。
たまった汚物は汲み取りとなります。
ご想像通り、匂いがかなりひどく、現在はあまり流通していません。
レバーやボタンを押すことによって便器に洗浄水が流れ、汚物を下水又は浄化槽へ放流するタイプ。
臭いが少なく、家庭用トイレとほぼ同タイプになります。
下水・浄化槽どちらに放流する場合も、給水工事・排水(配管)工事が必要です。
照明付きのトイレや、浄化槽の場合は電源引込工事も必要です。
※水道・下水(浄化槽)のない場所では使用できませんので、設置不可となります。
※通常のトイレと変わりありませんので、快適で清潔にご使用頂けます!
下水道がない場所でも設置可能な画期的なトイレです。
ボタンを押すと便器に洗浄水が流れ、汚物を汚水タンクまで圧送(ポンプなどでパイプ内に圧力をかけ、強制的に物を流すようにすること)するタイプ。
本体とは別に汚水タンクが必要です。たまった汚物は汲取りとなります。
本体と汚水タンクが離れた状態での設置が可能なため、臭いがほぼ気になりません。
給水工事・排水(配管)工事・電源引込工事が必要です。電気のない場所での使用はできません。
水道がない場合は、給水タンクと給水ポンプが必要です。
※水道・下水がない場所での使用が可能です。水洗式を希望されているが、敷地内の状況により設置が難しい場合にお勧めです。
※つまりなどの問題が発生しやすくなるため、不特定多数の方がご利用される場所でのご利用はお勧め致しません。
仮設トイレには、それぞれの商品にメリット・デメリットがあります。
快適なものを求めるとどうしても価格が上がってしまいますが、トイレはできるだけ綺麗なものを気持ちよく利用したいですね。
少しでも快適にご使用いただけるよう、仮設トイレ選びのお手伝いをさせて頂ければと思います。
ご不明な点は、お気軽にお問合せ下さい!
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